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個別記事: 2016年09月13日

嫡出でない子の相続分について

非嫡出子と嫡出子の相続分の問題については,民法改正がなされ,今や過去の問題になりました。
かつての民法では,親が死亡した場合の,非嫡出子の相続分は嫡出子の相続分の2分の1と定められていました。

最高裁判決平成25年9月4日判決はこれを違憲とし,かかる判決内容に沿って右規定部分を削除する民法改正がなされました。この規定は,平成25年9月5日以降に開始した相続について適用されることとされている他,右最高裁判決の違憲決定があることから平成13年7月1日以降に開始した相続についても,既に遺産分割が終了しているなど確定的となった法律関係を除いては,嫡出子と非嫡出子の相続分が同等のものと扱われています。

では,非嫡出子Aさんが死亡した場合で,Aさんには同じく非嫡出子であるBさんと,嫡出子であるCさんという兄弟姉妹がいた場合は,BさんとCさんの相続分に差は生じるでしょうか。
これは,もともとの民法の規定でも,「父母の一方のみを同じくする兄弟姉妹の相続分は,父母の双方を同じくする兄弟姉妹の相続分の2分の1とする」という規定があり,上記法改正とは関係がないので,当然にCさんはBさんの相続分の2分の1となりますね。

 

弁護士 野田倫子

 

投稿日: 2016年09月13日
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